「”新”杜氏代行からの挑戦状」結果発表!

こんにちは。杜氏代行の森脇と水瀬です。
12月の問題は・・・
仕込みの工程に関する問題でしたね。
たくさんの回答をいただき、ありがとうございました。

今月のプレゼント当選者は・・・

抽選中です!

プレゼント当選者は、現在、厳正なる抽選中!
当選発表は、1月15日。
しばらくお待ちください。

さあ、新年1月の問題には、もうチャレンジしてくれたかな?
次は、あなたが当選者かもしれませんよ!


12月の問題と解答

Q 問題

酒米の精米後は、洗米(米を洗う工程)になります。洗米は、米の表面についている余分な糠(ぬか)や屑(くず)を洗い流す事を目的に行います。
また、洗米後は浸漬(米に水を吸わせる工程)を行います。これはお米を蒸す時に必要な水分を吸収させるのですが、特に吟醸などの高精白の米の場合は、水を吸いすぎても吸わなさ過ぎても良くないので、水分量に気を付けて吸水を行う必要が有ります。

【 問 題 】
吟醸米の場合は、長時間水に漬けると吸水過多となるため目的の水分量になるように浸漬時間を決めて、吸水を調節するのですが、この吸水のことをなんというでしょうか?

  1. 通常吸水
  2. 限定吸水
  3. 超吸水

ヒント…時間を決めてなので、ストップウォッチを持って計測しながら行います。

A 答えは...

正解は2.の「限定吸水」と言います。

浸漬に使う水は一般的には10~15℃の水を使いますが、吟醸などの高精白な米の場合は、“5℃以下”の水を使用して、必要以上の吸水しないように気を付けながら、ストップウォッチを持って秒・分単位で作業をしていきます。
米を水から揚げた後は、米の表面や周囲にある水分が米の内部に均一に吸水されるようにします。このために遠心分離機で一気に水切りを行います。

ちなみに、その他の白米の場合は、精米歩合や様々な用途により、数時間~一晩と浸漬時間を変えています。
 その後、水切り(水分を取り除きます)を行い、次の蒸し工程へと移っていきます。

 お米を洗うだけと思うかも知れませんが、お酒造りにとってどの作業もおろそかにできないところですよね。
日本酒で乾杯(#^.^#)ノ

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杜氏代行からの挑戦状は、毎月お送りしています。
次は、あなたが当選者かもしれませんよ!