【イベントレポート】沢の鶴主催「冬キャンチャレンジ 〜熱燗であったかキャンプを楽しもう〜」の様子をお届け!
沢の鶴株式会社(本社:兵庫県神戸市灘区)は、冬キャンプの醍醐味である熱燗を楽しむイベント「冬キャンチャレンジ ~熱燗であったかキャンプを楽しもう~」を、キャンプ情報メディア「hinata」(運営:vivit株式会社)と共同で開催しました。
本イベントは、2024年11月2日(土)〜3日(日)に長野県の五光牧場キャンプ場、12月7日(土)〜8日(日)に静岡県の長田山荘キャンプ場でそれぞれ開催されました。2会場合計で148名(70組)ものキャンパーが参加し、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回は、当日のイベントの様子をご紹介します。
Contents
冬キャンチャレンジとは
冬キャンチャレンジは、「美しい景色の中でキャンプと日本酒を楽しんでほしい」という思いから、日本酒の老舗である「沢の鶴」とキャンプ情報メディア「hinata」が共同で企画した1泊2日のイベントです。すでにキャンプで熱燗を楽しんでいる方はもちろん、日本酒をきっかけにキャンパー仲間を増やしたい方、冬キャンプを始めてみたい方にもぴったりな内容となっています。
本イベントでは、日本酒とキャンプを存分に楽しんでいただけるよう、多彩なコンテンツをご用意しました。日本酒のプロである唎酒師(ききさけし)による「燗酒教室」では、おいしい熱燗の作り方を学んでいただき、アウトドアフードコーディネーターによる熱燗にぴったりのおつまみを作る「料理教室」も開催。また、パラコードを使った「オリジナルミニシェラカップ作り」では、キャンプで役立つアイテムを手作りする楽しさを、参加者の皆様に体験いただきました。
夕方からは、特設バーカウンター「Bar沢の鶴」が登場。沢の鶴自慢の日本酒を無料で提供し、焚き火を囲んで語り合う方々や持参したおつまみとともに日本酒を味わう方々など、参加者の皆様がそれぞれのスタイルで寒い冬の夜を心温まる時間として過ごされていました。
イベント概要
主催・運営
主催:沢の鶴株式会社
運営事務局:hinata(https://hinata.me/)
日時・場所
■1回目
日時:2024年11月2日(土)~3日(日)
場所:五光牧場キャンプ場(長野・野辺山)
■2回目
日時:2024年12月7日(土)~8日(日)
場所:長田山荘キャンプ場(静岡・御殿場)
参加者数
1回目:25組(56名)
2回目:45組(92名)
スケジュール
1日目
10:00~:来場者チェックイン・各自テント設置
12:00~:開会式
13:00~:料理教室&燗酒教室
16:00~:ワークショップ
17:00~:Bar沢の鶴
~20:00:1日目終了
2日目
10:00~:閉会式・集合写真撮影・各自テント撤去
~12:00:完全チェックアウト
※長野・静岡とも同じ内容
1日目:開会式
1回目の五光牧場キャンプ場ではあいにくの雨、2回目の長田山荘キャンプ場では風が強い中での開催となりました。開会式では、まず始めにイベントの主催・沢の鶴が挨拶を行い、本イベントの趣旨やスケジュールについて説明しました。
ここで開会式の目玉として、「鏡開き」のセレモニーを実施。挙手で選ばれた参加者が木槌を手に取り、共に鏡開きを行いました。日本酒文化を象徴する伝統行事を全員で共有することで、会場全体が一体感に包まれ、イベントがスタートしました。
1日目:料理教室
料理教室では、「熱燗に合うおつまみ」をテーマに、キャンプで手軽に作れる料理に挑戦。
今回のメニューは、風味豊かな「和風ポトフ」と、揚げない手軽さが魅力の「簡単おつまみコロッケ」の2品です。
各自持参した調理ギアで料理に挑戦していただきました。
講師としてお迎えしたのは、アウトドアフードコーディネーターの南雲智幸さん。豊富な知識と経験に基づくアドバイスに、皆さん真剣に耳を傾けながら調理を進めていました。
参加いただいた方々からは、『普段キャンプでやらない料理や日本酒を活用した料理のやり方を知れてよかった』や、『簡単なのにとても美味しかった』といったお声をいただきました。
帰宅後にも料理にトライした方やご家族に振る舞われた方もいらっしゃったようです。皆さん、キャンプ飯ならではの特別感を味わいながら、充実した時間を過ごされていました。
1日目:燗酒教室
燗酒教室では、燗酒(かんざけ)を作るだけでなく燗酒の豆知識や奥深い世界を知っていただくことで、日本酒に対する新たな魅力を体験していただきました。
今回、イベントで用意したのは沢の鶴を代表する純米酒「米だけの酒」。45度(上燗)~50度(熱燗)に温め、その絶妙な温度で引き出される豊かな香りとまろやかな味わいを楽しんでいただきました。燗酒を作るために必要な「ちろり」や温度計といった道具は主催者側で用意し、参加者には手ぶらで気軽に楽しんでいただけるよう配慮しました。
座学では、「熱燗」という言葉が単に温めた日本酒全般を指すのではなく、50度前後に温められた日本酒を特に指す呼称であることを解説。日本酒は温度によって呼び名が変わり、それぞれの温度帯で異なる香りや味わいが楽しめることを知った参加者からは驚きの声が上がっていました。
また、燗酒教室では通常のおちょこではなく、沢の鶴の「※」マークが入った特製ミニシェラカップをプレゼント。燗酒を注いでそのまま飲むことができるだけでなく、キャンプ用品としても使える実用性を兼ね備えており、多くの参加者から喜びの声をいただきました。
1日目:ワークショップ「オリジナルミニシェラカップ作り」
自由参加型のこのワークショップでは、沢の鶴特製ミニシェラカップとパラコードを使い、オリジナルのカップを制作していただきました。
ミニシェラカップの持ち手部分に、参加者がそれぞれに選んだパラコードをフィッシュテールという特徴的な編み方で巻き付ければ、世界に一つだけの個性的なミニシェラカップが完成!スタッフのフォローもあり、初めて挑戦する方々も安心して進められ、ものづくりの魅力を存分に楽しんでいただけました。
1日目:Bar沢の鶴
17時からは会場の特設テントにバーカウンター「Bar沢の鶴」がオープン!沢の鶴自慢の日本酒を、無料かつ飲み放題で心ゆくまで味わっていただける場を提供しました。
Bar沢の鶴では「米だけの酒」、「SHUSHU Light」、「Kobe1717」、「実楽山田錦」、「生酛造りのきもとさん」をご用意。すべて燗酒に対応しており、参加者の皆さまは各々運営テントでお酒を受け取りながら、それぞれのスタイルで日本酒を堪能されていました。
焚き火を囲む空間では、初対面のキャンパー同士でも自然と会話が弾み、日本酒を通じて新たなつながりが生まれる場となりました。「日本酒好き」の輪も広がり、イベント会場全体が和やかな雰囲気に包まれるひとときは、主催者としても印象深いものとなりました。
※1回目開催では悪天候のため焚き火は中止しています。
Bar沢の鶴には『無料で色んな日本酒が試せて楽しかった』という声や、『寒い中での熱燗が体に染み渡った』といった感想が寄せられました。
Bar沢の鶴で登場した日本酒たち
米だけの酒
- 人気の日本酒
- コンビニ・スーパーでも買える
米一粒一粒の力が生きています。こだわりと値ごろ感をあわせもった純米酒。
- アルコール度数:
- 14.5度
- 飲み頃温度:
- 【冷】15℃(涼冷え)、【燗】45℃(上燗)
SHUSHU Light
- 純米酒
- 女性に人気
- 飲みやすい
[沢の鶴]SHUSHU Light(シュシュライト)180ml
手に取りやすい軽やかなボトルデザイン、フルーティーな香りとやさしい甘さ、心地よいアルコール感(8.5%)を実現しました。
- アルコール度数:
- 8.5度
- 飲み頃温度:
- 【冷】10℃(花冷え)
Kobe1717
- 純米吟醸酒
- 燗でも美味しい
神戸の自然の恵と沢の鶴の三百年の歴史が詰まった「Kobe1717」。
- アルコール度数:
- 13.5度
- 飲み頃温度:
- 【冷】10℃くらい(花冷え)、【燗】40℃~45℃(ぬる燗)
特別純米酒 実楽山田錦
- 特別純米酒
- 山田錦使用
130年の絆から生まれた山田錦名産地の特別純米酒です。純米酒本来の旨みに、芳醇な香りとキレの良さが特長です。
- アルコール度数:
- 14.5度
- 飲み頃温度:
- 【冷】15℃(涼冷え)、【燗】35℃~40℃(人肌燗)、40℃~45℃(ぬる燗)
生酛造りのきもとさん
2日目:閉会式
閉会式ではイベントの開催を記念して、参加者全員で集合写真を撮影しました。
運営テントでは、沢の鶴の日本酒や特製シェラカップの販売を行っていました。イベント終了間際には、思い出の品として日本酒やシェラカップを購入したいと駆け込みで訪れる方々の姿も見られ、最後まで賑わいを見せていました。
今回イベントにご参加いただいた方々の声
イベント後に実施したアンケートより、参加いただいた皆様の声を集合写真と共に一部ご紹介いたします。
料理教室
- コロッケがとても簡単で美味しかった!粉チーズが良い仕事をしていた。(長野参加 30代男性)
- 材料も少なく、短時間で出来て美味しく頂きました。(長野参加 60代男性)
- 美味しかった!帰宅後家族にも振る舞いました。風が強くて大変でしたがそれは仕方ないことと思います(静岡参加 40代男性)
- 昼どきでもあり、コロッケ、ポトフともにちょうど良い食事になりました。特にコロッケは具材が既に用意されていたとは言え、簡単に調理でき、しかも美味しく仕上がり大満足でした。(静岡参加 60代以上男性)
燗酒教室
- 普段はなかなかチャレンジできないので基本が知れてよかった!(長野参加 30代男性)
- 熱燗の温度などを詳しく教えて頂き、大人数で飲み比べなどもできてとても楽しかったです。ミニシェラカップがプレゼントいただけたことに驚きと感激でした。(長野参加 30代女性)
- とても楽しく身体も温まりました。熱燗について自分で調べる以外、あまり知識がなかったので勉強になりました。(静岡参加 30代女性)
- 熱燗だけで無く、温度により呼び方があることを知れて良かった。(静岡参加 60代男性)
ワークショップ
- ベビーシェラカップをタダでもらえたし、子供も満足してくれた(長野参加 30代男性)
- 不器用でもおしゃれに出来ました!キャンプ用のお猪口も頂けて、これから沢山使いたいです!(長野参加 30代女性)
- 初めてな経験でしたが「上手に出来てます」と褒められ、幸せ気分(^^)(静岡参加 60代男性)
- 編み物とかが趣味なので、こんなに簡単なのに可愛く仕上がるなんて楽しかったです。家中のシェラカップがパラコード巻き巻きになる日も近いと思います。笑(静岡参加 40代女性)
Bar沢の鶴
- 悪天候の中、素敵なレイアウトで感激しました。悪天候が暴飲を避ける事が出来たかな?(長野参加 40代女性)
- 色々な日本酒を飲み比べられたのと、熱燗を楽しめたのが良かった。(長野参加 40代女性)
- いろいろなお酒を堪能させていただきました。おいしかったです!(静岡参加 50代男性)
- (沢の鶴を)パック酒しか見たこと無かったので、色々味わえて美味しく頂きました。知らない方とも飲めて楽しかったです。(静岡参加 40代男性)
皆様、ご参加およびアンケートに回答いただき、ありがとうございました。
両日ともに1日目は雨や強風といった厳しい天候条件に見舞われ、料理を楽しむには決して理想的な環境とは言えませんでした。そのため、参加者の皆さまからは、悪天候時における料理の工夫や事前アナウンスに関する貴重なご意見をいただきました。今後のイベントでは、こうしたお声を真摯に受け止め、より多くの皆さまに楽しんでいただける内容を目指して改善を重ねてまいります。
沢の鶴(主催者)より
今回のイベントは初めての試みだったこともあり、準備や運営の面で至らないところもあったかと思いますが、冬キャンプと日本酒を組み合わせることで、皆さんに少しでも新しい楽しみ方を感じていただけたのなら幸いです。
焚き火を囲みながら味わう熱燗が、皆さんの中で心温まる思い出になっていれば何よりです。沢の鶴では、これからもさらに工夫を重ね、日本酒の魅力や楽しみ方を多くの方に知ってもらえるイベントを作ってまいります。
今年2025年もいろいろなイベントを予定しておりますので、興味のある方は、ぜひ沢の鶴各SNSをフォローして情報をチェックしてくださいね。
沢の鶴公式X:https://twitter.com/sawanotsuru1717
沢の鶴公式Instagram:https://www.instagram.com/sawanotsuru/

1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。
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※お酒は20歳になってから。お酒は楽しく適量を。飲酒運転は、絶対にやめましょう。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児に悪影響を与えるおそれがあります。

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