日本酒のつまみには日本酒を使おう!日本酒を使った料理・おつまみレシピ
【画像のレシピ:日本酒をたっぷり加えてふっくら仕上げる!豚の角煮】
日本酒は飲むだけでなく、料理に使うのもおすすめです!日本酒を入れることで、食材の臭みを抜いたり、旨味や香りがアップしたりという効果が期待できます。
日本酒を使った料理は、日本酒のおつまみとしてもぴったりです。そこで今回は、日本酒を使った料理・おつまみレシピをご紹介します。
Contents
日本酒を使った料理・おつまみレシピ
1.日本酒をたっぷり加えてふっくら仕上げる!豚の角煮
煮物に日本酒を入れると旨味がアップするだけでなく、ふっくらと仕上がります。ここでは、豚の角煮の作り方をご紹介します。
必要な材料は、豚バラ肉のかたまり、ゆで卵、スライスしたしょうが(チューブでも可)、長ネギの青い部分、水、日本酒(純米酒)、しょうゆ、砂糖です。
まずは、豚バラ肉のかたまりを食べやすい大きさに切り、軽く片栗粉をまぶします。フライパンに油をひいて、豚バラ肉の表面に焼き目をつけましょう。
焼き目がついたら、たっぷりのお湯に長ネギの青い部分・しょうがと一緒に入れ、1時間下茹でをして、一度取り出しておきます。
次に、砂糖を適量、水と日本酒を1:1の割合で下茹でした豚肉が浸るくらいまで鍋に入れ、強火で煮込みます。ふつふつと沸いてきたら弱火にして、ゆで卵、しょうゆ、しょうがを加えさらに煮込みましょう。煮込む時は、落し蓋をすることで、煮汁が飛ぶのを防げます。
日本酒をたっぷり使うことで、豚肉が柔らかくなり、ほろほろとした角煮に仕上がります。豚の角煮のようなこってりとした味わいの料理には、濃厚な味わいの古酒を合わせるのがおすすめです。ぜひ、お肉と日本酒の旨味を一緒に楽しんでみてください。
2. おいしさアップ!刺身の昆布酒漬け
日本酒は、魚の生臭さを消してくれるため、刺身にふりかけるのがおすすめ。日本酒だけでも良いですが、昆布を入れた日本酒に刺身を漬けると旨味がアップします。
刺身が漬かる程の日本酒(純米酒)に、塩を少々と、昆布を1枚入れて約20~30分漬けておきましょう。昆布のだしがしみた日本酒の中に、刺身を入れ5~10分漬けます。漬けた刺身を取り出して、キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、盛り付ければ完成です。
刺身のような味わいが淡白で素材を活かした料理には、冷えた吟醸酒、大吟醸酒が適しています。フレッシュな味わいの吟醸酒をおいしい刺身と楽しんでみてくださいね。
残った日本酒は、煮物やすまし汁のアクセントとして入れてもOK。昆布は細かくカットして、しょうゆ、みりん、日本酒、砂糖でさっと煮て、佃煮にするのがおすすめです。
3.日本酒で作る魚の煮付け
魚の煮付けは和食の定番で、日本酒にもぴったりなのですが、生臭くなってしまったり、難しいイメージがあったりしませんか?そんな魚の煮付けに日本酒を使うと、臭みもなくなり、ふっくら仕上がります。意外と簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
まず、切り身ではない場合は魚のうろこや血合いの部分をきれいに洗い流しておきましょう。鍋に魚と魚が浸る程の日本酒(純米酒):水を1:1で入れて、中火にかけます。
次に、しょうゆと砂糖、みりんを適量鍋に加えます。落し蓋をして、ひと煮立ちさせれば完成です。
魚の煮付けは、ふっくらとしたお米の香りと旨味を感じられる純米酒と相性抜群。味わい深い日本酒と魚の旨味がマッチします。
おわりに
今回は、日本酒を使った料理・おつまみレシピをご紹介しました。
日本酒を飲む時、一緒に楽しむ料理やおつまみにも日本酒を使うと、さらに味わいがマッチします。料理で使用する日本酒は、お米の旨味をたっぷり感じられる純米酒がおすすめです。純米酒を活用することで、食材のおいしさを引き立てつつ、深い味わいをプラスさせることができます。
ぜひ、日本酒のお供に、日本酒を使った料理を合わせてみてください。
※レシピの画像はイメージです
1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。
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