飲み会のマナーは難しい?お酌の仕方などお酒のマナーを知っておこう
季節は、もうすぐ春ですね。春といえば、新たな門出の季節。歓送迎会などが催されることも多くなるでしょう。その際に知っておきたいのは、社会人として最低限の「飲み会のマナー」です。とはいえ、特に新社会人の方にとっては、どう気をつければ良いか分からないこともあるでしょう。
今回は、飲み会やお酒の席で守りたいマナーや、正しいお酌の仕方をご紹介します。
Contents
飲み会のマナーは知っていますか?
社会人の飲み会には、最低限のマナーがあります。もちろん、友人同士の飲み会であれば難しく考えすぎる必要はありませんが、会社での飲み会となると話は別になります。
新社会人の方の中には、これまで同世代同士の飲み会しか経験したことがないという方も多いのではないでしょうか。友人同士の飲み会での振る舞いを、目上の方もいる会社での飲み会でそのまましてしまうと、せっかくの楽しい雰囲気が台無しになってしまう恐れもあります。
また、職業によってはお客様を接待する機会もあるかもしれませんね。その場合も、おもてなしの心をもちつつ、酒席のマナーを守ることが大切です。
ささいなことで嫌な思いをしたり、自分の評価を落としてしまったりしないように、最低限の酒席のマナーを知っておきましょう。
お酌をするときのマナー
会社での飲み会は、友人同士の飲み会と違ってお酌をすることが多くなります。
お酌をするのは目上の方が多いだけに、マナーには気を使いたいところです。
お酌をするタイミング
グラスが空になるタイミングでお酌をしてください。基本的には、それまで飲んでいたものを注げばOKですが、一言「次も○○でよろしいでしょうか」と付け加えると、より良いでしょう。
目上の方が手酌をするのは失礼にあたりますので、目上の方が近くにいる場合は、グラスに残っているお酒の量に気を配る必要があります。
お酒の注ぎ方
お酒の注ぎ方にもマナーがあります。飲み会の席でお酌をすることが多い、ビールと日本酒の注ぎ方を見ていきましょう。
【ビールの注ぎ方】
ビール瓶のラベルを上にして、ラベルを隠さないように右手で瓶を持ちます。左手は瓶の下を軽く支えるように添えましょう。片手でのお酌は失礼にあたります。
ビールは注ぎ足しをすると味わいが落ちてしまいますので、グラスが空になったのを確認してからお酌をしてください。
【日本酒の注ぎ方】
右手で徳利の真ん中辺りを持ち、左手を徳利の下に添えて注ぎます。お猪口の八分目程度を目安に注いでください。お猪口がテーブルに置いてある状態で注ぐのはよくありませんので、必ず相手がお猪口を持ったことを確認してから注ぐようにしましょう。
お酌を受ける時、お酒を飲むときのマナー
なお、目上の方にお酌をされる際には、必ず両手で受けましょう。日本酒を注いでもらった際は、そのまま置かず、まず一口飲むとより良いですね。
またお酒を飲むときには、適量を守り深酔いしないことが大切です。せっかく飲み会のマナーを守っていても、深酔いして失礼な言動をしてしまったのでは元も子もありません。
深酔いすると、その場で話したことや聞いたことを覚えていないこともあるかもしれません。あのとき言った話は……とあとから聞かれることもじゅうぶんありえます。慌てないためにも、自分のお酒の適量をよく知っておきましょう。
飲み過ぎが心配という場合は、チェイサーとして一杯の水(和らぎ水)をそばに置いて、こまめに水を飲むことをおすすめします。
おわりに
特に目上の方と飲む機会があまりない新社会人の方は、つまらないことで評価を落としてしまわないように最低限のマナーは身につけておきたいところです。逆にいえば、最低限のマナーさえ守っていれば相手にも好印象を与えることができます。飲み会は、お酒を一緒に酌み交わすことで普段は知らない顔が見られたり、さまざまな話ができたりと貴重なコミュニケーションの場になります。ぜひ最低限のマナーを覚えて、誰にとっても楽しい飲み会にしてくださいね。
1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
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