家飲みにおすすめの日本酒を紹介!飲み方や日本酒の選び方も解説
国税庁が実施したアンケート調査によると、お酒を飲む際に、自宅など飲食店以外の場所で飲むと答えた人の比率が6割以上を占めています。また、日本酒造組合中央会の調査では、日本酒はビールに次いで2番目に飲まれているお酒の種類でもあります。
多くの人に愛される日本酒ですが、自宅で日本酒を楽しむにはどのような種類を選ぶべきでしょうか?
そこでこの記事では、自宅で楽しめるおすすめの日本酒と選び方、飲むときの楽しみ方についてご紹介します。
Contents
【家飲み】日本酒の選び方
まず、自宅で楽しむための日本酒の選び方について、3つのポイントを紹介します。
2~3週間で飲み切れる量を!
日本酒の分量は2~3週間で飲み切れる分量を選ぶようにしましょう。
そもそも、日本酒には賞味期限が設定されていませんが、いつまでも風味や香りが劣化しないというわけではありません。特に開封後は、少しずつ味の変化が始まってしまい、3日~1週間程度で味が変化していきます。
おいしい日本酒を楽しむためには、2~3週間程度で飲み切れる分量の物を選びましょう。
紙パックがおすすめ
家飲み用の日本酒を購入する際には、ビンよりも紙パックがおすすめです。ビンは処分が大変ですが、紙パックであれば、リサイクルもしくは燃えるゴミで簡単に処分ができます。また、紙パックはビンよりも軽くて持ち運びしやすく、価格がリーズナブルなことも魅力の一つです。
「安っぽい」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、紙パックのお酒がリーズナブルなのは軽くて輸送費が抑えられるためです。
飲み方に適した日本酒を選ぶ
日本酒の大きな魅力は、熱燗や冷やなど、温度の変化でさまざまな楽しみ方ができることです。
日本酒によってそれぞれ適した温度があるので、飲みたい飲み方に合った日本酒を選ぶことが大切です。
日本酒の飲み方
この章では、日本酒のおいしい飲み方について解説します。さまざまな味わい方ができることは日本酒の大きな魅力なので、楽しみ方を知れば知るほど飲み方のバリエーションが広がります。
温度を変えて日本酒を飲む
日本酒は、温度によって味わいが変わります。「冷酒」は5℃~15℃、「燗酒」は30℃~60℃、また、冷やすことも温めることもしない「冷や(常温)」は20℃~25℃で、それぞれの温度によって異なる口あたりや味わいを楽しむことができます。
例えば、冷蔵庫から出したあと、常温で置いておく際の時間を変化させたり、熱燗時のお湯の温度を変えたりすると、違いを楽しむことができます。
季節や料理に合わせてお酒の温度を変えればよりおいしく飲める
また、こういったお酒の温度は、季節や料理に合わせるとよりおいしく飲めます。
基本的な飲み方は、暑い夏の日には「冷酒」や「冷や(常温)」などの冷たい日本酒を、寒い冬の日には「燗酒(熱燗)」を飲むといった楽しみ方です。
さらに、季節だけではなく、料理によって温度を合わせる考え方もあります。
例えばお寿司を食べる際、白身魚など淡白な風味のネタを食べる場合には、冷や(常温)よりもすっきりとした味わいの冷酒が合います。対して、魚自体の旨味を感じられるネタを食べる場合には燗酒(熱燗)と合わせると、より旨味が引き立つでしょう。
お酒に弱い人は氷を入れると飲みやすい
日本酒に氷を入れる「日本酒ロック」という飲み方があります。
日本酒ロックは、アルコール度数が薄まり酔いにくくなることや、のど越しがすっきりと軽快に感じることができます。そのため、普段からお酒が弱い人や、20歳になったばかりであまりお酒自体を飲みなれていない方には、このロックでの飲み方がおすすめです。
日本酒カクテルでアレンジを楽しむ
日本酒は、紅茶や甘いフルーツ系のリキュールなどで割ることができます。さまざまなアレンジを楽しむことで、自分のオリジナルとなる日本酒カクテルを楽しむことができます。
日本酒を割る際には1:1の割合をベースとして、リキュールで割る場合はリキュールの量をティースプーン1杯までにするなど、日本酒の風味が楽しめる分量を調整すると良いでしょう。
家飲みにおすすめの日本酒を紹介
家飲みには、どの日本酒を選べば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?この章では、沢の鶴で販売しているラインナップの中から家飲みにピッタリの日本酒を紹介します。
米だけの酒 糀2倍の純米酒パック
最初に紹介するのは「米だけの酒 糀2倍の純米酒パック」です。6本入りのケース売りもしているので、普段から家飲みをしたい方におすすめです。
すっきりとしたのど越しの良い甘口のお酒で、さまざまな料理に合うお酒です。
- 純米酒
- 料理酒にも使える
- 家飲みにオススメ
糀の、ほのかな甘みがやさしい日本酒。いつまでも、おいしい晩酌を楽しみたい。
- アルコール分
- 10.5度
- 原材料
- 米(日本産)・米麹(日本産)
- 飲みごろ温度
- 10℃(花冷え)、45℃(上燗)
純米酒 山田錦
「純米酒 山田錦」は、山田錦を100%使用した特別純米酒です。まろやかな味わいとふくよかな香りが楽しめる日本酒です。
また、純米酒 山田錦 300mlはコンビニでも手に入れやすく、家飲みを楽しむのにはぴったりなサイズのためおすすめです。
- 純米酒
- コンビニ販売有り
- 家飲みにオススメ
醸造アルコール・糖類・酸味料なしの自然志向の純米酒
- アルコール分
- 14.5度
- 原材料
- 米(日本産)・米麹(日本産)
- 飲みごろ温度
- 15℃近辺(涼冷え)、45℃(上燗)~50℃あつ燗
おわりに
居酒屋や和食店で日本酒を味わうのも良いですが、自宅でゆっくりくつろぎながら、自分好みのアレンジをするのも、日本酒の楽しみ方の一つです。
温度を変えたり、料理に合わせたり、さらには日本酒をベースにカクテルを作るなど、日本酒の楽しみ方は多岐にわたります。
また、氷を入れて飲むなどの工夫を凝らすことでお酒に弱い、またはお酒の初心者にも楽しめる方法はあるため、普段日本酒をたしなむことがない人も一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
沢の鶴で販売している家飲みにピッタリのお酒を2種類案内いたしました。ぜひ気軽にお楽しみください。
1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。
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※お酒は20歳になってから。お酒は楽しく適量を。飲酒運転は、絶対にやめましょう。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児に悪影響を与えるおそれがあります。
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