若者が参加したくなる飲み会とは?若者の心理と参加率UPの対策をご紹介
若者世代のお酒離れの話題について目にする機会が増えた近年。飲み会を通じてコミュニケーションを取りたいのに、新入社員や後輩があまり参加してくれない…とお悩みの幹事さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そのようなときは若い世代の気持ちを理解し、若者に寄り添った飲み会を企画することが大切です。今回は、若者はどのような飲み会に参加したくなるのか、若者の心理を見ながら参加率がUPする対策をご紹介します。
Contents
飲み会でコミュニケーションを取るメリット
飲み会でコミュニケーションを取ることにメリットはあるのか?と思う方もいらっしゃるかも知れません。実は、メリットはたくさんあります。
交流が少ない人と話せる機会ができる
飲み会では、交流が少ない人とも話す機会ができます。話してみるとその人の意外な一面を知ることも。交流のきっかけができることで、仕事中でも話しやすくなることが期待できます。
関わりがある人との親睦がさらに深まる
普段から関わりのある方でも、飲み会を通して話すことで親睦がさらに深まります。仕事中はどうしても業務の話題になりがちですが、飲み会なら普段聞けないようなことも聞くことができます。
新入社員の悩みなどを把握できる
飲み会だと仕事中よりも話しやすい雰囲気になります。そのため、新入社員の悩みや他の社員の悩みなどを把握することもできるでしょう。普段は見えない悩みを理解し、解決へと導いてあげることが可能です。
若者が参加したいと思う飲み会とは?【沢の鶴アンケート】
沢の鶴では、若者がどのような価値観を持ち、どのようなコミュニケーションを取っているのかを探るため、全国の20歳~39歳の男女を対象に『若者世代の「価値観」と「コミュニケーション」に関する調査2022』を実施。1,000名の有効サンプルを集計しました。
※『若者世代の「価値観」と「コミュニケーション」に関する調査2022』より |
その中で、全回答者に「プライベートの飲み会ではどのような飲み会に参加したいと思うか」を聞いてみたところ、全体の1位は「気配りをしなくてもいい」という回答でした。
2位は「自分のペースで飲める」で、3位「あまりお金がかからない」、4位「落ち着いて飲める」、5位「説教する人がいない」という結果でした。
次に、有職者(703名)に「職場の飲み会ではどのような飲み会に参加したいと思うか」聞いたところ、一番多かったのが「あまりお金がかからない」という回答でした。
2位は「説教する人がいない」で、3位「短時間で終わる」4位「気配りをしなくてもいい」5位「自分のペースで飲める」という結果になっています。
このアンケート結果から「若者が参加したいと思う飲み会」について、深掘りしていきましょう。
気配りをしなくてもいい
「気配りをしなくてもいい」は、アンケートではプライベート・職場の飲み会どちらでも上位に挙げられています。
飲み会では、お酌をする、料理を取り分けるなど、気配りが必要になる場面もあるでしょう。職場の飲み会であれば、目上の方も参加することがあり、失礼のないよう気を配る場面もあります。
このように気配りをしないといけないと思うと、プレッシャーに感じてしまい、参加したくないと感じる方が多いようです。
あまりお金がかからない
「あまりお金がかからない」という回答も上位でした。これは、20~30代の若者の消費特性に関係していると考えられます。
現代の若者の傾向として「“タムパ(時間対効果)”より“コスパ(費用対効果)”重視で買い物をしたい」という消費特性があります。そのため、飲み会でもあまりお金をかけたくないと思う方が多いのでしょう。飲み会はお金がかかるイメージがあることから、あまりお金がかからない飲み会であれば参加したくなると考えられます。
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自分のペースで飲める
「自分のペースで飲める」という回答も多くなっています。飲み会ではお酌することもあり、上司や先輩、周囲に合わせて飲まなければいけないと、プレッシャーに感じてしまうのかもしれません。お酒を飲める量は人それぞれですから、無理して飲みたくないという方が多いのでしょう。
落ち着いて飲める
飲み会では、話が盛り上がり、騒がしくなってしまうこともあります。その雰囲気が嫌だと感じる方も多いようです。
説教する人がいない
どんな職場の飲み会に参加したいかという回答で上位に挙がったのが「説教する人がいない」でした。飲み会で説教されて嫌な気持ちになるという場面は多くあるようです。
お酒が入ると、ついつい人にお説教をしてしまう方もいます。飲み会はハラスメントが起こりやすい場所でもあるため、説教する人がいると参加しにくくなるのでしょう。
短時間で終わる
「短時間で終わる」という回答も、どんな職場の飲み会に参加したいかという質問で多い回答でした。職場での飲み会は、長時間拘束されるイメージを持っている方が多いようです。
説教をされたり、お金がかかることを考えると余計に長時間はいたくないと思うのではないでしょうか。
また、仕事とプライベートの時間をきっちりと分けている方も多く、長時間の飲み会は嫌だと感じる方が多いのでしょう。
若者が参加したくなる飲み会を実現しよう!具体的な対策をご紹介
アンケートの回答を踏まえて、ここでは若者が参加したくなるような飲み会の対策をご紹介します。
料理の取り分けが不要なお店を選ぶ
料理を取り分けないといけない、と思ってしまうとプレッシャーに感じてしまうことも。余計な気配りをしなくても良いように、あえて1人1皿ずつ提供してくれる飲食店を選びましょう。
飲み会の参加費を抑える
アンケートの結果から、飲み会の参加費の負担が気になる方が多いことがわかりました。そのため、費用は負担のかからないように工夫しましょう。
職場の飲み会であれば、経費計上を掛け合い、個人負担額を極力抑えることもひとつの方法でしょう。
プライベートの飲み会の場合は、アラカルトではなく料金が決まっているコースを選択し、上限を決めると予算があらかじめわかるので参加する側も安心しやすいです。
離席しやすい会場を選ぶ
「立食形式」にするのも1つの手段です。説教やハラスメントは、職場のコンプライアンスや当人次第ではありますが、その場を離席しやすい会場にすることで懸念を緩和できるでしょう。
二次会への参加を強制しない
二次会を行う場合は参加を強制させないようにしましょう。一次会だけなら行くという方もいるので、二次会は各自で自由に行うように、あらかじめアナウンスし強制はさせないようにします。
開催日前に二次会があることが決まっている場合は事前に参加可否を募っておくことで、その場での強制を回避させることが可能です。
お酌が必要のないお酒を選ぶ
自分のペースで飲める空間にするには、お酌が必要のないお酒を選びましょう。ジョッキで提供されるお酒やミニボトルタイプ・小容量瓶のお酒であればお酌が必要ありません。
自分たちでお酒を選ぶ場合も、お酌の必要がない缶・ミニボトルタイプ・小容量瓶などのお酒を用意しましょう。
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沢の鶴では、1人でも飲み切れる「SHUSHU Light」を販売しています。ミニボトルタイプなのでお酌いらずで、マイペースで日本酒を楽しめます。
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おわりに
今回は、若者が参加したくなるような飲み会についてご紹介しました。
沢の鶴が行った調査では、「気配りをしなくてもいい飲み会」「自分のペースで飲める飲み会」が参加したいと思う上位の結果でした。
料理を分けたりお酌をしたり、周りに飲むペースを合わせることが苦に感じる方が多いようです。そのため、料理を取り分ける必要がないお店やお酌が不要なお酒を選ぶようにしましょう。
ただ、お酌を気にしない飲み会は気軽ではありますが、接待や大切なシーンでは必要になることもあります。お酒のマナーについては、下記のコラムで詳しくご紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
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これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
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