公開日: 日本酒を楽しもう

日本酒がまずい、美味しくないと感じる理由は?美味しく飲むための方法を解説

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日本酒

購入した日本酒やもらった日本酒が美味しく感じなかったという方や、日本酒を楽しみたいけれど「まずい」と感じてしまう、という方もいるのではないでしょうか。
日本酒は飲み方を工夫することで、美味しく飲めることがあります。今回は、日本酒を美味しく飲むための方法や、日本酒に苦手意識がある方にもおすすめできる日本酒をご紹介します。

日本酒がまずい、美味しくないと感じる理由

日本酒がまずい、美味しくないと感じる場合には、いくつかの理由が考えられます。

日本酒特有の味わいに慣れていない

日本酒をあまり飲んだことがなく、日本酒特有の風味に慣れておらず、飲みにくさを感じるのかもしれません。日本酒は、醸造酒の一種です。醸造酒は旨味や栄養素が多く含まれていることから、深い味わいがあります。日本酒特有の香りや風味もあることから、飲み慣れていないと美味しくないと感じることがあるかもしれません。

アルコール度数が高い

日本酒は、アルコール度数が15度前後とビールなどと比較すると高いことから、アルコールの刺激による辛味を感じやすいお酒です。この辛味が苦手で飲みにくさを感じる方もいるでしょう。

苦味や渋味が強い日本酒がある

日本酒は、原料や醸造方法によって、味わいや風味が異なります。なかには、苦味や渋味、辛味が強く感じられるものもあります。苦味や渋味が強い日本酒を飲んで、苦手意識が芽生えてしまったという方も多いのではないでしょうか。

まずいと感じる日本酒を美味しく飲むには?

まずいと感じてしまった日本酒でも、工夫することで美味しく飲めるかもしれません。ここでは、日本酒を美味しく飲むための方法をご紹介します。

温度を変える

まず、飲む温度を変えてみるという手段があります。日本酒は、常温で飲んでも良いですし、冷やしたり温めたりしても飲めるお酒です。温度によって味わいが大きく変わることもあるため、試してみると良いでしょう。日本酒の種類によって、おすすめの温度帯が違います。

① 冷やして飲む

冷蔵庫などで冷やして飲む冷酒は、吟醸酒や大吟醸酒、生酒といった日本酒のなかでも雑味が少なくクリアな味わいで、香り高いものが向いています。日本酒の風味が苦手と感じた場合は、しっかり冷やすことでスッキリと飲めるかもしれません。

② 温めて燗酒にする

温めて飲む日本酒を燗酒といいます。燗酒には、純米酒や本醸造酒といった旨味がしっかりしていて、深い味わいがある日本酒に向いています。個性が強い味わいだと感じた日本酒も、温めることで角が取れてまろやかな味わいになる場合があります。
逆に、吟醸酒や大吟醸酒、生酒といったフレッシュなお酒は燗酒に向いていないことがあるため、注意が必要です。

日本酒に合うおつまみを用意する

晩酌飲みにくいと感じる日本酒でも、相性の良いおつまみを合わせるだけで格段に飲みやすくなることがあります。
日本酒は、旨味成分のアミノ酸が多く含まれていることから、おつまみもアミノ酸が多く含まれているものがおすすめです。例えば、醤油や味噌、塩辛、魚卵などアミノ酸の旨味を活かした食材・料理と相性よく合わせられます。
また、日本酒の種類によっても相性が異なります。純米酒であれば、味付けのしっかりしたおつまみに合わせると良いでしょう。吟醸酒は、お刺身やカルパッチョなど素材の味わいを活かしたおつまみがおすすめです。

まずいと感じる日本酒のおすすめアレンジ方法

苦手と感じる理由ごとに、おすすめの日本酒アレンジ方法をご紹介します。

氷を入れて「日本酒ロック」にしてみる

日本酒は氷を入れて「日本酒ロック」で飲んでみるのもおすすめです。氷を入れることでスッキリとした味わいになります。氷が溶けることでアルコールも和らぐため、飲みやすくなるでしょう。

酒ハイ

日本酒のアルコール度数が高く飲みにくいと感じる方は、酒ハイにするのがおすすめです。酒ハイは、日本酒を炭酸水で割った飲み方のこと。炭酸水で割ることで、香りやアルコールが和らぎ飲みやすくなります。

柑橘系のフルーツを絞る

苦味や渋味により、飲みにくさを感じる日本酒には、ライムやレモン、グレープフルーツを絞るのがおすすめです。さらに、氷を入れて「柑橘ロック」にしても飲みやすくなりますよ。

日本酒×乳酸菌飲料

日本酒を乳酸菌飲料で割って飲むのもおすすめです。日本酒独特の風味、辛味が苦手と感じた方におすすめの飲み方です。

日本酒に苦手意識のある方におすすめの日本酒の種類

日本酒を楽しむ女性日本酒をまずいと感じたことがある方や、日本酒に苦手意識がある方におすすめの種類をご紹介します。

純米吟醸酒

純米吟醸酒は、お米を磨く割合を表す「精米歩合」が高いお酒です。お米をよく磨くことで雑味が減るため、スッキリと飲みやすい味わいになっています。また、純米吟醸酒は米・米麹・水だけで造られていて、苦味や辛味を感じにくいという特徴もあります。香りや味わいのバランスも良く、日本酒に慣れていない方でも比較的飲みやすい日本酒の種類です。

アルコール度数の低い日本酒

日本酒のアルコール度数は15度前後ですが、最近では10度前後に抑えた日本酒も多くあります。アルコール度数の低い日本酒は軽やかな口当たりで飲みやすいものが多く、苦手意識を感じずに飲めるかもしれません。

日本酒に苦手意識がある方にもおすすめ!沢の鶴の日本酒3選

日本酒にはさまざまな種類があり、日本酒に飲み慣れていない方でも楽しめるライトな日本酒も多くあります。
ここでは、日本酒に苦手意識がある方にもおすすめしたい沢の鶴の日本酒をご紹介します。

SHUSHU Light(シュシュライト)

沢の鶴のSHUSHU Lightは、手に取りやすいおしゃれなデザインボトルで、180mlと飲みきりサイズになっています。アルコール度数は8.5度と低めで飲みやすく、フルーティーな味わいとやさしい甘さがあり、クセが少ないのも特徴です。日本酒を飲み慣れていない方にもお楽しみいただける、「沢の鶴史上最も飲みやすい純米酒」です。食事との相性も良いので、食事の時間に楽しむのもおすすめです。

  • 純米酒
  • 食事に合う
  • 可愛いデザイン

[沢の鶴]SHUSHU Light(シュシュライト)180ml

手に取りやすい軽やかなボトルデザイン、フルーティーな香りとやさしい甘さ、心地よいアルコール感(8.5%)を実現しました。

アルコール度数:
8.5度
飲みごろ温度:
10℃(花冷え)
タイプ:
軽快でなめらかなタイプ(爽酒)

数量

整酒(トトノイサケ)

沢の鶴の整酒(トトノイサケ)は、お米由来のやさしい香りと甘味を大切にした純米酒です。アルコール度数は10度なので、ふんわりと酔いを楽しむことができます。梨のような穏やかな甘い香りと味わいで、苦味や渋味が苦手な方でも楽しめる日本酒です。

  • 純米酒
  • 食事に合う
  • やさしいお酒

[沢の鶴]整酒 トトノイサケ 180ml

今日は「ととのう」
ふんわり酔える やさしいお酒
心と身体やすらぐ純米酒

アルコール度数:
10度
飲みごろ温度:
冷や:10℃(花冷え)
お燗:35℃(人肌燗)
タイプ:
軽快でなめらかなタイプ(爽酒)

数量

たまには酔いたい夜もある

沢の鶴の「たまには酔いたい夜もある」は、酒ハイやカクテルなどにして割って楽しむ日本酒です。もちろん、そのまま飲んでもお米の香りと濃醇な甘味を楽しめます。米・水・麹だけで造られた純米酒で、麹は通常の純米酒と比較して2倍以上入っていることから、濃醇な甘味と贅沢な旨味を感じられ、初心者の方でも飲みやすい日本酒となっています。

  • 純米酒
  • 割って美味しい
  • 女性にもおすすめ

[沢の鶴]たまには酔いたい夜もある 180ml

がんばる自分に、ご褒美を。「たま酔い」は、割って楽しむ日本酒。

アルコール度数:
17.5度
飲みごろ温度:
10℃(花冷え)
タイプ:
コクのあるタイプ(醇酒)

数量

おわりに

今回は、日本酒を美味しく飲むための方法を解説しました。
日本酒は、温度を変えて飲んでみたりおつまみと合わせたり、日本酒ロックを試してみるなど工夫するとぐっと飲みやすくなります。「まずい」と感じてしまった日本酒も、アレンジをして飲んでみることをおすすめします。古くから愛されてきた日本酒を、さまざまな方法で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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沢の鶴はおかげさまで創業三百年

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沢の鶴株式会社 酒みづき編集部
沢の鶴の日本酒がもっと好きになるWEBメディア『酒みづき』。

1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。

沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。

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