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美容女子におすすめ!酒粕パックの作り方と使い方を紹介

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酒粕パックの作り方
「酒蔵ではたらく職人さんは、手がきれい」と聞いたことはありませんか?

実は、日本酒を作る工程で生まれる「酒粕」には、飲んでおいしいだけではない嬉しい美容効果があります。

今回は、自宅で簡単にできる酒粕パックの作り方と、効果的な使い方についてお伝えします。

酒粕が美容に良いのはなぜ?

酒粕が美容に良い理由

酒粕は発酵食品です。そのため栄養価がとても高く、酒粕を使った甘酒は「飲む点滴」「飲む美容液」などともいわれています。

酒粕には、美容効果の高い成分がふんだんに含まれています。例えば、シミの原因となるメラニンの生成を抑えるコウジ酸・アルブチン・フェルラ酸が含まれます。

それ以外にも、肌のキメを整えるスフィンゴ脂質(グルコシルセラミド)やビタミン、食物繊維、アミノ酸や葉酸、ミネラル、ペプチド、レジスタントプロテインなど、美容女子なら気になる成分がたっぷり入っているのです。

透明感と潤いのある肌を目指すなら、酒粕を取り入れてみてはいかがでしょうか?

甘酒として飲んだり、料理に入れたりする以外の活用法なら、肌に直接塗る「酒粕パック」がおすすめです。

酒粕パックで期待できる美容効果とは?

酒粕

市販の美容パックにも酒粕が使われているものがありますが、酒粕パックで期待できる美容効果とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

 

 

 

 

 

日焼けによる肌のダメージをケアする効果

酒粕に含まれるコウジ酸やアルブチン、フェルラ酸は、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えるといわれています。メラニンは、肌が紫外線を浴びることによって過剰に生成されます。メラニンの生成を抑えることでシミやそばかすを予防し、日焼けによる肌のダメージをケアできるのです。

これらの成分は、美白になりたい方には、ぜひチェックしていただきたい美容成分です。

保湿効果

お肌には、天然保湿因子セラミドが存在します。セラミドはお肌の保湿やバリア機能を担っていますが、加齢やお肌の脂質の多さによって減少してしまいます。それが原因で肌が乾燥してしまうこともあるため、お肌の大切な成分として欠かせません。

そんなセラミドの一種であるスフィンゴ脂質(グルコシルセラミド)が酒粕には含まれています。肌のキメを整え、潤いを保つ役割があるため、酒粕パックをすることで保湿効果が期待できるでしょう。

自家製 酒粕パックの作り方

ここで、酒粕パックの材料をご紹介します。

【用意するもの】

酒粕と精製水
① 純米酒粕:100g
② 精製水:100ml~150ml

酒粕は、酸化防止剤や調味料などの添加物が入っている場合があります。また、醸造アルコールが含まれる酒粕もありますが、肌への刺激が強いため注意が必要です。できれば、添加物の入っていない「純米酒粕」を選ぶことをおすすめします。

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お召し上がり方:
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保存方法:
生ものですので、開封後は密閉しお早めにお召し上がりください。
数量

 

酒粕パックの作り方

酒粕パックの作り方は、とても簡単です!

1. 酒粕に精製水を加える

酒粕と精製水を混ぜ合わせるまず、きれいに洗ったボウルやガラスの容器を用意し、酒粕に精製水を加えながら、少しずつ伸ばしていきます。精製水の量は、固さを見ながら調整してください。
酒粕はあまり固いと溶けにくいため、冷蔵庫から出しておき、小さめに割ってから伸ばすと、時間短縮ができます。

 

 

2. 酒粕と精製水をペースト状になるまで混ぜ合わせる

酒粕を混ぜる酒粕と精製水をしっかりと混ぜていきます。
かための酒粕が混ざりにくい場合は、ビニール袋やジッパーなどに入れて揉みながら混ぜるのもおすすめです。

混ぜた酒粕顔に塗って垂れないくらいの固さになるように、ペースト状にして完成です。
 

3. 酒粕パックを肌に塗る

酒粕パックを肌に塗る仕上がった酒粕パックを顔やボディに塗って、5~10分ほどおいたあと、ぬるま湯で洗い流します。これだけで、肌の表面がしっとりするのを実感できるでしょう。

 

酒粕パックは多めに作って、冷蔵庫での保存が可能です。夏場はひんやりしてとても気持ちいいですよ!
ただし、酒粕はあくまで食品です。1週間以内には使い切るようにしてください。

酒粕パックの効果アップ!?おすすめの使い方

お風呂の中で酒粕パック

酒粕パックは、使い方を工夫することでますます美容効果を発揮してくれます。

ここからは、「今日はゆっくりお肌をケアしたいな」という日におすすめの、酒粕パックのアレンジ方法をご紹介します。

 

 

 

 

 

お風呂の中でパックする

湿度の高いお風呂でパックをすることで、毛穴が開き、酒粕の美容成分が浸透しやすくなります。毛穴に詰まった汚れを取り去ってくれるはたらきも期待できます。

 

いつもより固めに作った酒粕パックを顔にのせ、ゆっくり半身浴などしてみてはいかがでしょうか。

余った酒粕は流してしまわずに、手やデコルテなど、肌のキメが気になる部分にも使ってみてください。

アロマオイルを加える

酒粕パックにアロマオイル(精油)を足すことで、ほのかな香りとアロマ効果が加わります。

酒粕の匂いがちょっと苦手……という方におすすめです。

その際は、自分の肌質に合う精油を選ぶことと、入れすぎないことが大切です。

米ぬかを加える

酒粕パックは、ていねいに伸ばすことでなめらかな手触りに仕上がりますが、そこに米ぬかを加えることで程よいざらつきが出て、まるで天然のスクラブパックのようになります。

これは、顔というよりは、全身のボディケアにぴったりです。ひじ、ひざなどの角質が気になる部分につけて、くるくるとケアをしましょう。

特に、かかとのザラザラが気になっている方にはおすすめです。

 

ただし、こすり過ぎには気をつけてください。肌の上にのせて伸ばすだけでも、じゅうぶんにケアできます。

はちみつを加える

保湿効果があるといわれるはちみつを加えることで、さらに保湿力のアップに期待できます。

アレンジ方法はでき上がった酒粕パックに、はちみつを小さじ1杯ほど加えて、よく混ぜるだけ。乾燥が気になり、保湿をしっかりとしたい方に向いています。なお、パックにはちみつをプラスする際は、加工されていない純粋なはちみつを選びましょう。

豆乳を加える

豆乳には大豆イソフラボンが含まれており、お肌をふっくらさせる効果が期待できます。スキンケアアイテムにも使われていることがあるため、手作りの酒粕パックに使うのもおすすめです。豆乳を加える際は、砂糖などが入っていないものを選び、精製水の代わりとして使いましょう。

精製水を日本酒に変更する

精製水の代わりに日本酒を使用するのもおすすめです。日本酒には、酒粕と同様にアミノ酸やコウジ酸などが含まれています。そのため、日本酒にすることで、さらに美容効果に期待できます。日本酒は高級なものでなくても問題ありません。ただし、日本酒の中でも米と麹だけで造られた純米酒を使うことをおすすめします。

おわりに

酒粕には、美容効果に期待できる成分がたっぷり含まれています。パックにするのはもちろん、栄養や旨味がたっぷりなので料理のアクセントに使うのもおすすめです。

酒粕パックに使う酒粕を選ぶ際は、添加物が含まれていないかを確認しましょう。また、最初は手の甲などに塗ってパッチテストを行い、肌に合うかどうかをチェックしてからパックしてくださいね。
パックのあとはいつもと同じスキンケアでOKです。酒粕パックで、しっとり・もちもち美肌を目指しましょう!

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沢の鶴株式会社 酒みづき編集部
沢の鶴の日本酒がもっと好きになるWEBメディア『酒みづき』。

1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。

沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。

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