公開日: 更新日: 日本酒に合うおつまみレシピ

【6月の旬】日本酒に合う!旬の食材を使った料理やおすすめ日本酒を紹介

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日本酒と食べ物日本酒を飲むときには、料理も一緒に楽しみたいものです。

旬の食材を使った料理なら季節を感じることもでき、味わいも格別です。

しかし、どのような食材を用意すれば日本酒にぴったり合うのか、よくわからないという方も少なくないのではないでしょうか。

 

この記事では、6月が旬の食材とぴったり合う日本酒を紹介します。

 

日本酒の分類

日本酒は、大きく以下の4つに分類することができ、それぞれで味わいや香りが異なります。旬の食材を使った料理との相性も、種類によって変わります。

この章では、日本酒の分類ごとに、それぞれの特徴について解説します。

 

葷薫酒

葷薫酒とは、大吟醸や吟醸酒などのフルーティーで華やかな香りを特徴とするお酒のことです。甘みと酸のバランスが良く、すっきりした飲み口なので、素材の旨味を生かした食材との相性が良い日本酒です。

爽酒

爽酒とは、本醸造酒や生酒など、軽快で爽やかな飲み口の日本酒のことです。

さまざまな味付けの料理と相性のいい日本酒ですが、特に薄めの味付けや素材に甘みのある食材との相性が抜群です。

醇酒

醇酒とは、純米酒などお米の豊かな味わいを楽しめるお酒のことです。

お酒そのものの味わいや風味がしっかりしているので、とんかつや焼き鳥(タレ)などの他、味付けの濃い料理にもよく合います。

熟酒

熟酒とは、長時間貯蔵することで深みのある味わいが醸し出された古酒のことです。

こってりした味わいの料理やチーズなどと相性のいい日本酒です。

 

日本酒に合う6月が旬の食材

涼し気な徳利と猪口近年では、1年を通して新鮮な野菜や魚介類を購入できることもあり、旬を意識する機会は減っているかもしれません。

しかし、できるならば旬の食材は旬の時期に味わいたいものです。

この章では、日本酒に合う、6月が旬の野菜について解説します。

 

日本酒に合う6月が旬の野菜

梅雨の時期には夏野菜が出そろってきます。6月の旬の野菜は、主に以下のとおりです。

  • きゅうり
  • 枝豆
  • ミョウガ
  • インゲン
  • アスパラガス
  • 空豆
  • ズッキーニ
  • トマト(6~8月)
  • オクラ

旬の味わいを楽しみながら、夏に向けて体調を整えるためにも、これらの野菜を積極的に摂取していきましょう。

 

日本酒に合う6月が旬の海鮮類

6月に旬を迎える魚介類は以下のとおりです。

  • アジ
  • イサキ
  • 真蛸
  • ウニ
  • サザエ
  • ホタテ

 

6月に旬を迎える魚介類はバリエーションに富んでおり、塩焼き、バター焼き、お刺身、干物など、さまざまな楽しみ方ができます。

 

日本酒に合う!6月が旬の食材を使ったレシピ

タコのマリネ6月が旬の食材を使った料理のレシピを紹介します。

手軽に作れる料理なので、日本酒と一緒に楽しんでください

 

たこのマリネ

たこのマリネは、フルーティーな香りの楽しめる薫酒との相性が良い料理です。

レシピ(2人前)

  1. たこ150g、きゅうり1本、タマネギ1/2個をそれぞれ薄くスライスする
  2. 好みでバジルやローリエなどの香草を加え、洋風にする
  3. オリーブオイル大さじ4、レモン汁大さじ5、白ワイン大さじ3、塩小さじ1/2、こしょう少々を混ぜ、食材を半日ほど漬け込む

魚(イサキ)の煮つけ

魚の煮つけは、お米の風味がふんだんに味わえる醇酒(純米酒など)との相性が優れています。

 

レシピ(4人前)

  1. イサキ2匹を、うろこと内臓を抜いて、半分に切る
  2. 鍋に水2カップ、しょうゆ1/3カップ、みりん1/3カップ、砂糖大さじ4を入れて、一煮立ちさせる
  3. イサキを入れたら、落とし蓋をして煮込む(煮汁をイサキの上にかけながら煮ても良い)
  4. 好みでゴボウやショウガなどを加える

 

漬けホタテ

ふくよかな旨味の広がりが楽しめる漬けホタテは、風味が豊かな爽酒との相性が良い料理です。

 

レシピ(2人前)

  1. ホタテ 8個の水気をよくふき取る
  2. ボウルに、薄口しょうゆ小さじ1、ごま油少々、塩少々を合わせる
  3. ホタテをからめて5分漬ける
  4. 器に盛り、ねぎをのせる

 

おつまみイカきゅうり

おつまみイカきゅうりは、旬のきゅうりと余り物のさきいかを使った酢の物です。

すっきりした味わいの爽酒や吟醸系の日本酒との相性が良い料理です。

 

レシピ(2~3人前)

  1. きゅうり2本を斜めに薄くスライス、ショウガ(好みの量)を千切りに、さきいか(市販のおつまみ用を30gほど)を食べやすい大きさにカットする
  2. すし酢を大さじ1加える。好みで、七味を加える
  3. 10分間ほどなじませる

 

おわりに

日本酒の種類は大きく4つに分類でき、それぞれに合う料理も異なります。

6月は旬の野菜や魚介類が豊富な時期なので、日本酒に合う料理もバリエーションが多くなります。

お酒との相性を考えながら食材を選ぶと、日本酒をよりおいしくいただけ、これまでに味わったことのないお酒と料理のマリアージュを楽しめるでしょう。

この記事で紹介したレシピの他にも、日本酒に合った料理を楽しんでください。

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1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。

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