暑い夏のおつまみに!さっぱり食べられる冷たいおつまみレシピ
【画像のレシピ:山形名物「だし」かけ豆腐】
暑い夏は、日本酒と一緒に楽しめる冷たいおつまみで晩酌を楽しみたいですよね。
食欲も落ちてくる時期なので、特にさっぱりとしたおつまみが食べたくなるのではないでしょうか。そこで今回は暑い夏に食べたい、冷たいおつまみのレシピをご紹介します。
Contents
夏にぴったりのさっぱり冷たいおつまみ
1.夏野菜を使った山形名物「だし」
きゅうり、なす、粘り気のある昆布などを使った山形名物のだし。しょうゆやだし汁で漬けるのでおつまみやごはんのお供にぴったり。豆腐や納豆などと合わせてもおいしく、そのままでもさっぱりいただけます。
必要な材料は、きゅうり、なす、みょうが、しそ、納豆昆布(粘り気のある昆布)、めんつゆです。だしは粘り気があるのが特徴。そのため、粘り気のある昆布を使いますが、オクラやモロヘイヤ、めかぶなど、他の粘り気のある食材を使ってもおいしく作ることができますよ。
作り方は、きゅうり、なす、みょうが、しそを粗みじんに切ります。なすは粗みじんにカットして、2~3分ほど水にさらしておきましょう。
次に切った材料と納豆昆布、めんつゆを適量入れて、よく混ぜ合わせれば完成です。
お米と合うだしは、日本酒の中でも純米酒がぴったり。お米のふくよかな旨味が引き立ちます。
だしは、消毒した容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、2~3日は持ちます。暑い夏にぴったりなので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
2.酸味がきいた「タコのマリネ」
さっぱりとしたマリネは、夏に食べたいおつまみの1つ。混ぜ合わせるだけで簡単にできるので、おもてなしのおつまみとしても最適です!
作り方はまず、ゆでタコ・トマト・きゅうりを食べやすい大きさにカットします。
次に、ボウルにレモン汁・オリーブオイルを1:1の割合で入れ、砂糖・塩・こしょうを少々加え混ぜ合わせます。そこにカットした材料を加えて、さらによく混ぜ合わせます。最後に器に盛り付ければ、完成です。
タコはゆでたものを使うことで、2~3日は日持ちします。作り置きをする場合は、きゅうりは入れずに消毒した容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
マリネのように酸味がきいたシンプルな料理なら、純米吟醸や純米大吟醸酒と合わせていただくのがおすすめです。
3.暑い時期にぴったり「冷やし茶わん蒸し」
茶わん蒸しはアツアツのイメージがありますが、冷やしてもおいしいんです!日本酒とも合うので、暑い夏にぜひ作ってみてください。
作り方はまず、かまぼこ・鶏肉・しいたけ・みつばを食べやすい大きさにカットします。鶏肉は下処理として、お湯に一度くぐらせておきましょう。えびも下ゆでをして火を通しておきます。
次に卵液を作ります。溶き卵とだし汁を1:3の割合で、しょうゆ・みりんを適量(目安は卵2個に対して小さじ1程度)、塩を少々入れてよく混ぜ合わせます。しょうゆは、薄口だと色鮮やかに仕上がりますよ。
よく混ぜたら、卵液をこし器(ザル)で、こしておきましょう。
器にかまぼこ・鶏肉・しいたけ・えび・みつばを入れ、こした卵液を器の8割くらいまで注ぎます。卵液を注いだら、お湯を沸かした蒸し器に入れます。蒸し器の蓋には手ぬぐいを巻くか、器にアルミホイルをすることで、水滴が入ってしまうのを防ぐことができますよ。
はじめは、蓋をして強火で2分間蒸します。2分経ったら弱火にして、蓋をずらし、隙間をあけます。蒸し器は、蒸気が出ていて熱いのでヤケドに注意してください。隙間をあけたら、そのまま20分程度蒸していきます。
途中から蓋をあけて蒸すことで、茶わん蒸しの表面に「す」ができてしまうこと(ざらざらとした表面になること)を防ぐことができます。
火が通ってプルプルの状態になったら、取り出し、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします。
具材には、とうもろこしや枝豆などの夏野菜を使ってもOK!冷やし茶わん蒸しには、冷たい吟醸酒や生酒を合わせるのがおすすめです。
おわりに
今回は、暑い夏に食べたい冷たいおつまみレシピをご紹介しました。
夏は冷たいおつまみがあれば、日本酒もより一層おいしくいただけるはず。暑い日は、ぜひさっぱりした冷たいおつまみと一緒にお酒を楽しんでくださいね。
※レシピの画像はイメージです
1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
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