2024年 12月 13日
1717年に灘の西郷で米屋の副業として、※のマークを掲げて酒造りを始めました。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」創業から300年も続く沢の鶴の伝統です。
純米酒は日本酒の基本といわれ、酒蔵の実力がわかります。
みなさんは純米酒の魅力をご存じですか?
米と麹と水だけの江戸時代から変わらない材料で造る純米酒は、沢の鶴の礎となるお酒。山田錦や宮水など郷土が誇る豊かな自然の恵みと、300年間受け継がれてきた丹波流の醸し技で米本来の旨みを最大限に引き出しています。沢の鶴の純米酒は、飲み飽きすることなく、幅広い料理と良く合います。食事とぴったり寄り添うような、相性の良いお酒造りをしています。
創業300年脈々と受け継がれる伝統と、新しい革新への遊び心が、沢の鶴のお酒のおいしさの秘密です。
沢の鶴では日本酒と料理の相性研究会というものがあり、日々自分自身の色と日本酒が
どのように繋がる可能性があるのかを研究しています。
2017年、沢の鶴は創業300周年を迎えます。日本酒の名産地である灘の蔵元として、日本全国でお取り扱いいただいていますが、「手に入りそうで、意外と手に入らない」のが、沢の鶴のお酒です。これは、私たちが生産量や安売りを求めず、良い材料で昔ながらの伝統的な造り方を守り続けてきたからです。
私たちは、世界から“新しいお酒”と注目されている日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていきます。これからの沢の鶴にどうぞご期待ください。
「昔の酒蔵」沢の鶴資料館は、酒造りの歴史を現代に伝えるために、古い酒蔵をそのまま資料館として1978年(昭和53年)11月に公開しました。
新神戸駅・神戸空港や神戸の中心三宮から最も近い日本酒の資料館として、多くの方に親しまれています。